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赤ちゃんの便

生後4か月くらいまではうんちの色に注意が必要です。
うんちでわかる病気もあります。

胆道閉鎖症


赤ちゃんの便

下痢をしているわけではないのにだんだん色が薄くなって、クリーム色→灰白色の便が出る赤ちゃんは、胆汁の通り道がふさがる胆道閉鎖症の可能性もあります。胆道閉鎖症は早期発見が大事です。


ロタウィルス性急性胃腸炎


赤ちゃんの便

酸っぱいにおいのする白っぽいうんちです。
秋~冬に流行。おう吐と激しい下痢をともないます。


胃潰瘍・十二指腸潰瘍


赤ちゃんの便

黒い便は、便に血がまじっている可能性が。体の上のほうの消化管で出血があると、黒っぽい血液がうんちに混じります。黒いうんちが続くなら、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの病気かもしれません。
大量の鼻血を飲み込んだり、乳首が切れるなど母乳に血液が混じっている場合にも便が黒くなることがあります。貧血で鉄剤を飲んでいる子どもの便も黒っぽくなるので、気になるときはうんちを持って病院へ。

生まれたての赤ちゃんの黒っぽいうんちは大丈夫?
「胎便」ですから問題ありません
生まれたばかりの赤ちゃんは、「胎便」と呼ばれる濃緑色でべっとりしたうんちをします。これはママのおなかの中で飲んだ羊水などが便として出たもの。2~3日で黄色がかった通常の便に移行します。


細菌性胃腸炎


赤ちゃんの便

うんちにたくさんの血が混ざっている場合は要注意。下痢をともなう血便は、細菌性の胃腸炎かもしれません。
おう吐、下痢、発熱などが特徴です。
細菌性胃腸炎

サルモネラ菌やO-157などが原因


腸重積


赤ちゃんの便

緊急を要するのは腸重積という病気で、イチゴジャムのような血便が出るのが特徴です。
腸が腸の中に入り込む病気。激しい痛みで泣いたかと思うとおさまる繰り返しの腹痛が特徴で、粘血便や嘔吐をともなうことも。


母子手帳に付いている便色カードを活用しましょう


赤ちゃんの便






Posted by サクラ at 02:44 │医療年齢別